2011年1月アーカイブ

【後期研修医日記】ニジのハコ

2011年1月31日 14:02

事務長

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診療所の投書箱は虹の箱という。

一説には、医療生協の投書箱は全て虹の箱だとも言われている。調べたことはないが。


その虹の箱、診療所の何処にあるかご存知だろうか?
患者用トイレの中だ。患者用トイレは紳士用と淑女用の個室がある。女性用トイレの中を覗いた事は無いが、男性用トイレには虹の箱がある。


事務のKoさんとKuさんに
「トイレの中に投書箱がありますよ」とご報告。
「知ってますよ。」
「何でトイレの中に?」
「人に見られずに投書できるでしょう?」


いや、そうかもしれないけど。投書って見られちゃまずい行為なのか?
そもそも、これじゃ投書箱の存在や場所が分からない人もいるんじゃないか?


でも多分、診療所という小さな所帯だからこその配慮だと思うんだ。集団が小さくなるほど匿名性って無くなるから。

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【後期研修医日記】在宅の力

2011年1月26日 09:59

事務長

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お看取りをした。

最期は、私は病院の当番だったので高橋所長が看取ってくれた。

病院から、癌のターミナルで在宅に戻られた方。
患者さんは病院では食事も摂れず、スタッフに遠慮ばかりしていた方。自宅に戻られて、食欲が戻り、笑顔が戻り、お話好きの性格が戻った。俺たちサポーターは「『家マジック』が効いた!」と喜んだ。


もちろん、家でスムーズにサポートが出来たのは病棟のスタッフがしっかり「この方のこれから」を考えて送り出してくれたから。病棟に居ると「この人の生活」を忘れて「退院すること」が目的になりがち。その陥穽に落ちてない市民病院スタッフの皆さんに感謝。
でも、何週か過ぎると食欲は徐々に落ちてきて、体も動かなくなってきて、痛みはコントロールできていたけど、夜間せん妄が出たり、倦怠感が出たり。


「もうあと数日かな」と思ったとき、私と高橋所長でご家族に話をした。
病院に戻ることも出来ます。でも、このまま家で看取ることもできます。苦痛は最大限取り除きます、病院とかわらない程度に。


でも、そのあとも少しずつ食べておられて、2週間も頑張られた。家の力ってすごい。
その間、ご家族は夜もゆっくり眠れなくなってきた。息子さんをはじめ、本当に最期までよく看られたと思う。
出来るだけの事はしたけど、もっと出来ることはあったかもしれない。今でもそう思う。
でも、ご家族は「最期まで家で看ることが出来てよかった」と言って下さった。


最期を迎えられた翌日、スタッフ達とご挨拶に行った。
息子さんは少し憔悴していたけど、やりきった顔をしておられた。と思うのは自己満足か。

【後期研修医日記】中井貴一と共演

2011年1月18日 10:39

事務長

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 「Rail Ways」という映画がある。島根を舞台にした映画だ。


 仕事一筋に生きてきたおっさんが、人生を反省して子供の頃の夢にリトライする話だ。
 冒頭で描かれる、モノ作りに情熱を傾ける同期との齟齬が、出世コースに乗ってしまった彼が人生で失ったものを示す。そこからお話が始まる、まあ、非常にイイ話だ。
 ただ、個人的には、主人公が反省点や自身の変化をもう少し明確に自覚すべきかと感じた。そこが適当だと、映画で示される価値観やテーマが曖昧になってしまう。


 その映画で、主人公と線路整備のおっちゃんが鉄道自転車(?)を漕いで走るシーンがある。あれ、事務のKさんのダンナだそうな。
 あんな素敵なシーンに、名優と一緒に、出演!しかも台詞あり!


 うーらーやーまーしー!

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【後期研修医日記】飲んでいってください

2011年1月13日 17:18

事務長

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 往診に行くと、お茶を出されることがある。迷うが、結局は戴いてしまうことが多い。


 ある患者さんのお宅では必ずお茶をいただく。

 以前、「今日は忙しいので」と、お茶を辞退したら、患者さんであるおばあさんが「お茶も飲んで行ってごされん・・・・」と泣き出してしまわれた、と前任の医師から聞いたので。


 その方は、かなりのご高齢で筋力低下や心不全があり、屋内伝い歩きが精一杯。自宅から出ることは殆どない。

 人が訪ねてくることも稀。往診に来る医師や看護師に、家のあるじとしてサービスすること、お茶を振舞うことが彼女にとってはとても大切なことなのだろうと思う。


 ひょっとしたら、処方された薬より、自身が主役として来客をもてなすことの方がこの方にとっては良い影響を持つのかもしれない。

【後期研修医日記】ブログでいい人

2011年1月12日 13:59

事務長

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藤原和成先生のコラムを少しずつ掲載していきます.彼は2010年12月まで当診療所で6ヶ月間の家庭医療後期研修をされていました.


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 初期研修医の時以来。2年半ぶりに診療所に戻ってきた。

 

 診療所はやっぱり雰囲気がいい。そして、アンコ帝国も変わらず健在。診療所スタッフが相当なペースで消費するにもかかわらず菓子はなくならない。

 

 さて、前の診療所研修のときもブログを書いた。初期研修のとき。

 ブログの良くないところは、イイ人になろうとしてしまうところだ。まあ、世界中に「こんな経験してこんなこと考えました」って発信するんだから、仕方がない。世界に向けて、自分が感じたままのブログを発信できるってどんだけ自我が強いのか。まして、下手なことを書いて批判の嵐とか炎上とか、おっかねえし。

 当たり障りのないイイ話になっちゃうのは仕方ない。勤務先も名前も出てるし。

 

 しかし!今回はイイ人を演じない様に気をつけたい。意味ないから。

 いや、イイ人を演じることに違和感を感じるから、と言うのが正直か。

新年の御挨拶&診療体制変更のご案内

2011年1月 5日 11:52

事務長

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診療所をご利用の皆様へ

 明けましておめでとうございます。旧年中は多方面の方にお世話になり、誠にありがとうございます。本年も宜しくお願い申しあげます。

 さて、1月4日(火)より診療体制の変更を行ないました。詳しくは診療体制表をご覧下さい。

 本年が皆様にとって幸多い年になることを心よりお祈り申しあげます。

 

事務長 渡部 満