2010年4月アーカイブ

満開の桜 ー在宅患者さんとお散歩ー

2010年4月30日 18:50

藤原悠子

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この春は、出雲の街中、桜が本当に、本当にきれいに咲きました!

在宅で一人暮らしをしているSさん。
ある日の訪問診療の中で、
「花見に行きたいなー」とひとこと。

その数日後ー
4月初旬の木曜日の午後。空は雲ひとつない晴天。

この日は運良く臨時往診も入らず、カンファレンスや会議もなかったので、
Sさんと行くことにしました、お花見に!!
花見 散歩 顔無し2.jpgのサムネール画像
外来看護師さんたちが手際よく準備してくれました。
午前中の診療を終え、書類業務など急いで片付けた高橋Drも同行。
花見 散歩 顔なし.jpg
お天気が良く、桜はちょうど満開。本当に気持ちがよかったです。

近所の高校のグラウンドを通りかかったときには、
生徒さん達が次々と帽子を脱いで「こんにちわっ!」「ちわっ!」「ちわっ!」「ちわっ!」
と元気よく挨拶してくれて、ちょっと感激。

花見 一ノ谷.jpgのサムネール画像ごく短時間でしたが、Sさん散歩をとても楽しんで、喜んでくれました。
次の日には、お礼に素敵な絵手紙をいただき、
私たちも気持ちがさらにほんわかしました。

絵手紙.jpg
Sさん、ありがとうございます。

なかなか外出ができない在宅の患者さんたちが他にもいます。
外の空気をすって、景色を眺めて、道行く人たちと挨拶をする。
そんなサポートをまたぜひしたいです。

藤原悠子

(※写真掲載はご本人の承諾を得ています

診療体制の変更

2010年4月15日 09:48

事務長

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大曲診療所をご利用の皆様へ

 4月21日(水)より下記のように診療体制の変更を行ないます。ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、詳細は診療体制表をご確認下さい。

 宜しくお願いいたします。

◆水曜日午前外来診療 高橋医師 → 藤原医師へ変更

3月12日 医学部2年生が実習に来ました!(2)

2010年4月14日 09:50

藤原悠子

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3月12日に診療所に来られたもう一人の学生さんの実習の様子をご報告します。
初対面ではネクタイ締めて、シャキッとした挨拶が印象的でした!

■目標設定

「医師として広い知識や教養を持っていたい」
「患者様、他のスタッフと良好な関係が築けるコミュニケーション能力を持ちたい」
「得意な専門分野を持ちたい」
というビジョンを挙げてくれました。

実習当日のゴール(具体的目標)として
「医師のおおまかな仕事内容を理解する」
「挨拶、質問の受け答えなどをしっかりする」
「スタッフの方と患者様のやりとりの中での工夫などを見学する」
と3つ挙げてくれました。

■外来見学、実習(血圧測定、聴診など)

午前中は診療所と出雲市民病院の外来の見学をしました。

診療の合間に、高橋所長の血圧を測らせてもらってます
3・12 しわく血圧測定.jpg        ↑看護師さんに借りた血圧計なので、色が可愛いです。

■昼食

この日の学生さん2人の食べっぷり、本当に気持ちいいくらいでした?

■グラム染色

3・12 しわくグラム染色.jpg
■昼のカンファレンス
4・12 しわくカンファ.jpg
■午後:訪問診療(往診)同行
4・12 しわく往診.jpg

藤原(悠)と訪問診療にでかけました。
この日は、自宅で元気に暮らしておられる98歳のおばあさんや、
脳梗塞の後遺症でベット上生活の患者さんのお宅へ訪問しました。

学生さんは、以前リハビリ技師として働いた経験があり、
患者さんたちの歩行や動きをみて「リハビリアセスメント」をしてくれました!

障害や認知症があっても、ご家族の温かい支えで、穏やかに生活されている様子が、学生さんには強く印象に残ったようです。

熱と咳が出るという高齢男性の往診にもいきました。
軽い肺炎でしたが、高齢で腰も痛い奥さんとの2人暮らしだったので、
ご相談で、入院治療をすることになりました。

■成長エントリー
【学んだこと・気付いたことベスト3】
1)往診の内容と大切さ
 初めて往診に同行し、これまでのイメージ以上に病気や障害の重い患者さんがいることがわかった。
 どの家に行っても、ご家族が往診に感謝している様子がわかった。
 少ない機材で診断を正しくする力が必要だとわかった。すごいと思った。
2)家庭医療について
 家庭医療について初めて聞いた。広い知識で幅広く患者さんを診ることの大切さを学んだ。
3)医師、看護師不足によって科が閉鎖になったり病室が空いてしまう
 病院で事務の方から話を聞き、出雲市でも医師不足があることを知って驚いた。

【ここで得たことを、どう現実に活かしますか】
・先生方の対応の柔軟さ、迅速さ、そして何より患者様を常に主体として関わろうとする意識を学ぶことが出来ました。
・自分が将来、診療など様々な場面で患者様と関わるときに、患者様を主体として話しやすい環境を作り、また看護師さんたちと一体となって取り組んでいく姿勢を目指していきたいです。

【今後の課題は何ですか?どのように身につけますか?】
・今後学校で習うことはもちろん、自主的に医学知識を得る努力をする必要があると思います。
・自分と患者様の関係だけに気を配るのではなく、自分の周りのスタッフさん、患者様のご家族の方にも気を配り、一体となって関わろうとする意識を持つことが大切だと思います。

■おつかれさまでした!
3・12 医師と学生と雑談.jpg
学生さんからリハビリのことを教わったりと、私も勉強になった一日でした!
またぜひ実習に来て、いろいろ教えてくださいね。

3月12日 医学部2年生が実習に来ました!

2010年4月12日 12:09

藤原悠子

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3月12日、医学部の新2年生が2人実習にやって来ました。
ネクタイ締めて、背広姿で☆

1人は1年前にも来た学生さんです。

■目標設定
恒例の朝の目標設定です。
ビジョンとして
「堅苦しい感じではなく、何でもはなせるような雰囲気を持つ、ホームドクター的な医師」
「地元で働きたい。高齢者に多い病気などについて特に幅広い知識や専門を持っていたい」
という思いを挙げてくれました。

実習のゴール(具体目標)としては、次の3つを挙げてくれました。
「診療や外来での患者さんとの接し方を学ぶ」
「実際に患者さんとコミュニケーションをとる」
「医学的な内容のことも質問したり、血圧測定や聴診など実際の医療に近いことをする」


3・12 目標設定.jpg
■外来見学、実習(血圧測定、カルテ記載など)

外来看護師に教えてもらいながら、
患者さんの血圧測定をさせていただきました。

3・12 患者さんの血圧測定.jpg
3・12 大曲外来見学.jpg
この日は定期受診の方が多く、みなさん安定されていて
和やかな診療所らしい外来となりました。
カルテ記載のSOAPのうち、S)の記載をしてもらいました。

■昼食
にぎやかな昼食となりました。
この日の学生さん2人、本当によく食べました!

■グラム染色
3・12 ぐら有無染色.jpg
■昼の外来カンファレンス
外来医師、看護師で1週間の外来の振り返りと共有をしています。
学生さんも参加しました。
3・12 外来カンファ.jpg
■午後:往診同行

高橋先生の往診に同行しました。
この日はちょうど頚髄損傷の男性のカンファレンスが在宅でありました。
学生さんは、この方の積極的で前向きな姿勢に「自分の方が力をもらった!」
と感動したようです。
3・12 往診へ出発.jpg
■成長エントリー
高橋Drと藤原(悠)とともに、実習の振り返りディスカッションをしました。

【学んだこと、気付いたことベスト3】
1)医師の患者さんへの接し方(聴く、褒める、助言する)。
 距離感がうまくとれていた
2)実際の医療に近いことが出来た(血圧測定、聴診、カルテ記入)
3)分担する医療体制について学んだ 
 診療所は幅広く疾患を見る。病院には病院の役割がある。
3・12 振り返り.jpg
【ここで得たことをどう現実に活かしますか】
・3人の先生の診察を見て、それぞれのスタイルがあり参考にしてみたい。
 患者さんとの距離感がうまくとれていたので、それを大切にする。
・血圧測定や聴診器の扱いなど、まだまだ未熟だが、これから機会があれば
 積極的にやらせてもらって上達したい。
・医師・看護師だけの連携ではなく、ヘルパーやケアマネさん、訪問看護師さんなど
 色々な人がチームとなって一人の人を支えていた。
 患者さんとのやりとりだけでなく、チーム医療としてのコミュニケーションも大切。

【今後の課題は何ですか?どのように身につけますか】
・これから医学的な知識を身につけていくと思うので、ある程度知識がある状態で
 また実習をうけると違った実習が出来ると思う。
・見学ばかりでなく自分で異常を見つけたり、診察できるようになってまた実習に
 臨みたい。
・色々な人と話が出来るようになる。

■おつかれさまでした!
1年前の実習の時とは、また印象が変わっていて、医学生らしくなってきましたね。
また実習にきてくださいね。

もう1人の実習の様子は、次回お伝えします!

チームワークさらに強化! 「在宅ケアコミュニティおおまがり」の風景

2010年4月 7日 13:30

藤原悠子

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「在宅ケアコミュニティ おおまがり」。

訪問看護ステーションも外来部門も医局も、同じ1つの部屋に集まっています。

 

コミュニティ室内.jpg


 (写真:手前が訪問看護ステーションの島、正面の窓側が医局、奥が外来の島です。所長の高橋先生と、訪問看護師さんたちが相談しています。奥は外来看護師さんたちの後ろ姿です)


2月に、

外来・訪問診療部門(医師、看護師、事務) と ステーションの訪問看護師さんとで、

「在宅ケアコミュニティ」部屋についてのワークショップを行いました。

 

【「在宅ケアコミュニティ」に引っ越して良かったこと】

・訪問看護と外来スタッフや医師との情報のやりとりが格段に増えた

・リハビリ技師や医師へ気軽に色々なことを聞きやすくなった(距離感も近くなった)

・「診療所で一緒に働いている」という連帯感がある

・カンファレンスや研修会のこと、患者さんの状態など何かと情報を得られやすい

・開放的で、明るい(物理的にも、心理的にも)

などなど、

スタッフの満足度は非常に高かったです。

 

★各部署の連携が今まで以上にスムーズになったと、スタッフ全員が実感!

 毎日同じ部屋で顔をあわせる、ということが、これ程までに効果を発揮するのですね?

 

【今後さらに改善したいこと→改善策】

・周囲の声や音で、電話の対応が聞き取りにくいときがある

 →電話の聞き取り音量を大きくする。子機で静かな別室で電話する。

・部屋をきれいにしたい

 →静音のいい掃除機と、ふたつきゴミ箱の購入決定。

・往診や訪問リハビリのスケジュールを訪問看護さんにもわかりやすくしたい

 →当日の往診/訪問看護/訪問リハビリ の予定を共通のホワイトボードに掲示

・合同のカンファレンスを定期的にしたい

 →全員が参加できる大きなテーブルを購入する。カンファ開催のペースを決める

ブログ 高橋Drと山本所長さん.jpg

「在宅ケアコミュニティおおまがり」の誕生で、
さらなるチームワークを発揮していきたいと思います!

3月9日 医学部入学前実習に3人が来てくれました

2010年4月 7日 09:31

藤原悠子

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3月9日
医学部に入学する新1年生の学生さん3人が、
診療所に実習にこられました。

■目標設定タイム
診療全体の朝礼の後、藤原(悠)のコーチで
目標設定を行いました。
                          真剣にビジョンをかき込み中
39 目標設定.jpg
3人のビジョンは以下の通り。
嬉しいことに、全員が島根で地域医療に役立ちたいとの思いです!

「魅力ある人間になり、人の気持ちがわかる医者になりたい」
「島根に残って地域医療に貢献したい」

「患者さんの気持ちや生活にあわせた治療がしたい」
「患者さんが不安にならないよう笑顔を大切にしたい」
「地域にとって”身近な存在”の医師になりたい」

「地域医療は助け合いが必要。人脈の広い医師になりたい」
「コミュニケーション能力の高い医師になりたい

■午前中:外来見学
1人は出雲市民病院の外来見学。
高橋Dr、藤原(和)Drにいろいろ教えてもらいながらの見学です。ブログ 39 外来見学.jpg
■午前中:往診
あとの2人は、藤原(悠)の訪問診療(往診)に同行しました。
高齢者の方が暮らしておられる施設で診察をしてまわりました。

■昼食
39 昼食.jpg
診療所では外来スタッフみんなで一緒に昼食をとります。
学生さんも混じって楽しく賑やかな朝食になりました。
学生さんたちも「すごく和やかで楽しかった!」そうです!

■午後
グラム染色を体験したり、懇談をしました。
39 グラム染色.jpg
ブログ用2.jpg
■成長エントリー
電車の時間が迫ってしまい、なんと恒例の振り返りができませんでした。
とっても残念でした。ごめんなさい。
3人の記録をご紹介します。
 
【学んだこと、気付いたことベスト3】
1.患者さんとの信頼関係
2.明るい職場
3.優しい患者さん

1.患者さんの話をきちんと聞くことでより患者さんにあった治療ができる
2.医療、看護師、医療スタッフの協力の大切さ
 (勤務中も休憩中も皆和やかで、看護師さんも日頃の様子を細かく医師に伝えていて、信頼関係があると感じた)
3.目線を合わせ、ゆっくりと手振りを加えることで、より分かりやすく伝えることが出来る

1.患者さんより下の角度で話しかけることで患者さんが話しやすくなるという
 心理的な面においても気を遣っていることがわかりました。
2.医師が患者さんと手を握ったり、言葉以外のコミュニケーションを築いていたこと
3.老人の方でうつの方が多いということ。

【ここで得たことを、どう現実に活かしますか?】
・将来医師になったときに患者さんや他の職員と信頼関係を築けるようになりたい
 明るい笑顔を忘れない。

・将来医師として働くとき、患者さんに「安心して」治療を受けてもらえるように、
 先生のように優しく丁寧に素早く診断ができるように、活かしたい

・医学生になったとき、友人の発言を意識して聞き、相手を尊重する。
 医師になったときには患者さんに対して今日学んだことや、学生時代に学んだこと
 (特にコミュニケーションに関して)を活かしていきたいと思います。

【今後の課題は何ですか?どのように身につけますか?】
・色々なことを学ぼうとする意欲。たくさんの人と接してたくさんのことを経験する

・自分の考えをはっきり分かりやすく伝える
(伝える内容についてしっかり学び、相手に伝えられるまでしっかり覚える)
(分かりやすいように、身振り、話し方を工夫する)
 人とのコミュニケーションを上手にとれるように、話しやすい雰囲気になるよう笑顔で過ごす

・私は非常に経験量が少なく、知らないこともたくさんあるので、
 まずはたくさん体験をすることが課題だと思います。
 具体的には医療体験活動に参加したり、留学したり、交流会に参加したりと、
 たくさん経験を身につけたいです。



■お疲れさまでした!
この日は3月にも関わらず、雪が積もり、大荒れでした。
真面目で一生懸命な3人に、私もついつい熱く語ってしまいました(^^;
素敵な学生さんたちに出会えて、本当に嬉しかったです。
また遊びに、実習に、きてくださいね。お待ちしています!

「在宅ケアコミュニティ おおまがり」 誕生です!

2010年4月 7日 09:21

藤原悠子

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2010年1月大曲診療所内で大がかりな”引っ越し”がありました。
 
これまで別々の部屋にあった
 
・医局(医師の部屋)
・事務室(外来看護師や事務さんの仕事場)
・訪問看護ステーション

 

1つの部屋に集めました!この新しい部屋、

在宅ケアコミュニティ おおまがり

と名付けられました。

 

ブログ コミュニティ集合写真.jpg

 

私たちは在宅医療・介護を通じたチームであり、

苦楽を共にし、

患者さんや地域のみなさんの自己実現を目指す共同体でありたい、

という意味が込められています。

 

四つ葉のクローバーをシンボルマークに掲げました。

訪問診療・訪問看護・通所リハビリ・訪問リハビリの4つの葉(サービス)

が1つになり、地域の皆さんの幸せにつながるように、との思いです。

 

診療所内の2階にあります。

今後ともよろしくお願いいたします!