外来や往診で出来る嚥下機能評価
現在週に半日、出雲市民リハビリテーション病院の木佐俊郎先生について、
リハビリの研修中です。
ちょうど今日胃瘻の学習会がありましたので、
それに関連して、外来で出来る簡単な嚥下機能評価についてご紹介します。
というのも、胃瘻を検討する段階では、
食事が摂れないという"摂食障害(能力障害)"が問題になるわけですが、
その能力障害の原因が、嚥下機能の低下なのか、
認知症進行による摂食行動の消失なのか、
高次脳機能障害による嚥下失行なのか、
食事の形態や嗜好の問題なのか、
原因はいろいろ考えられます。
中でも、胃瘻の適応となるのは、
嚥下機能の低下によるものが最も多いと思います。
そこで、簡単な嚥下機能の評価法を3つご紹介します。
1.咽頭反射
咽の奥(口蓋垂;のどちんこ)のさらに奥の上咽頭部を綿棒で刺激し、
嘔吐反射が出るかどうかをチェックします。
反射が出れば正常⇒(+)と表現
顔をしかめる程度であれば⇒(±)と表現
反応が無ければ⇒(-)と表現します。
咽頭反射が(-)の例では、経口摂取はかなり困難と予想されます。
2.反復唾液のみテスト(RSST)
30秒のうちに何回唾液を飲み込めるかをチェックします。
検者は時間を測りつつ、喉頭の動きを観察して嚥下回数を数えます。
3回以上が正常です。
唾液が出にくくて嚥下が進まない場合は、人工唾液(商品名:サリベート)などを、
補助的に用いて嚥下回数を計測します。
やはり2回以下ですと、通常食の摂食は困難と判断します。
3.水飲みテスト
30mlの水を一気飲みするように指示します。
プロフィール1 ⇒30mlを一気飲みできる
プロフィール2 ⇒30mlを分割して飲める
プロフィール3 ⇒一気のみでムセる
プロフィール4 ⇒しばしばムセる
プロフィール5 ⇒ムセがひどくて30ml飲めな
飲水後、発生をしてもらい、
湿性嗄声(がらがら声)があるかどうかも評価します。
ムセはなくても、喉頭まで水が入り込んで、
ムセの一歩手前と判断できます。
プロフィール4くらいになると、とろみの使用が必要になってきます。
非常に簡単なテストですので、
訪問看護師さんなどに実施していただいても結構だと思います。
もちろん、咽頭反射が無い方に、水飲みテストをすると、
ちょっと危険かも知れないので、その辺は臨機応変に。
これで大体の食事形態の目安を立てることができます。
みなさま、是非おためしあれ!
リハビリの研修中です。
ちょうど今日胃瘻の学習会がありましたので、
それに関連して、外来で出来る簡単な嚥下機能評価についてご紹介します。
というのも、胃瘻を検討する段階では、
食事が摂れないという"摂食障害(能力障害)"が問題になるわけですが、
その能力障害の原因が、嚥下機能の低下なのか、
認知症進行による摂食行動の消失なのか、
高次脳機能障害による嚥下失行なのか、
食事の形態や嗜好の問題なのか、
原因はいろいろ考えられます。
中でも、胃瘻の適応となるのは、
嚥下機能の低下によるものが最も多いと思います。
そこで、簡単な嚥下機能の評価法を3つご紹介します。
1.咽頭反射
咽の奥(口蓋垂;のどちんこ)のさらに奥の上咽頭部を綿棒で刺激し、
嘔吐反射が出るかどうかをチェックします。
反射が出れば正常⇒(+)と表現
顔をしかめる程度であれば⇒(±)と表現
反応が無ければ⇒(-)と表現します。
咽頭反射が(-)の例では、経口摂取はかなり困難と予想されます。
2.反復唾液のみテスト(RSST)
30秒のうちに何回唾液を飲み込めるかをチェックします。
検者は時間を測りつつ、喉頭の動きを観察して嚥下回数を数えます。
3回以上が正常です。
唾液が出にくくて嚥下が進まない場合は、人工唾液(商品名:サリベート)などを、
補助的に用いて嚥下回数を計測します。
やはり2回以下ですと、通常食の摂食は困難と判断します。
3.水飲みテスト
30mlの水を一気飲みするように指示します。
プロフィール1 ⇒30mlを一気飲みできる
プロフィール2 ⇒30mlを分割して飲める
プロフィール3 ⇒一気のみでムセる
プロフィール4 ⇒しばしばムセる
プロフィール5 ⇒ムセがひどくて30ml飲めな
飲水後、発生をしてもらい、
湿性嗄声(がらがら声)があるかどうかも評価します。
ムセはなくても、喉頭まで水が入り込んで、
ムセの一歩手前と判断できます。
プロフィール4くらいになると、とろみの使用が必要になってきます。
非常に簡単なテストですので、
訪問看護師さんなどに実施していただいても結構だと思います。
もちろん、咽頭反射が無い方に、水飲みテストをすると、
ちょっと危険かも知れないので、その辺は臨機応変に。
これで大体の食事形態の目安を立てることができます。
みなさま、是非おためしあれ!












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