2008年5月アーカイブ

報・連・相ワークショップ報告

2008年5月29日 22:06

奥野

個別ページ

コメント(3)

5月29日に、大曲診療所にて「報・連・相ワークショップ」を開催しました。

 

houren_fukei.JPG

 

まずはじめに、渡部事務長さんから、
ワークショップの概要が説明されました。

今回は、「ジョハリの窓」という理論を活用しました。
簡単に説明しますと、
自己評価とフィードバックをつき合わせ、

1.互いに知っていること、
2.自分は解っているけど他者は解っていないこと
3.他者は解っているけど自分は解っていないこと

を明らかにし、相互理解を図るとともに、
互いに気づかなかった未知の窓を開くことにあります。

今回の企画では、
報・連・相をする側(主に看護師)と、
報・連・相される側(主に医師)のグループに分かれました。

そして、互いに別室で、
相手グループへのフィードバック(よい点と改善して欲しい点)、
そして自己評価(良くできていると思う点と、改善すべき点)、
について、それぞれ出し合います。

次に、同じ部屋に集まって、
お互いの自己評価とフィードバックを発表し、
ジョハリの窓を埋めていきました。

「報・連・相する側」のジョハリの窓は、写真のようになりました。
※クリックすると拡大します

houren_ns.JPG報・連・相のタイミング、
緊急度の認識
的を射た報告・相談などが挙がりました。

そして、未知の扉を開くことに成功しました!
報・連・相する側とされる側が相互に感じていた、
報・連・相がうまくいかない原因がわかったのです。

実は情報発信の最初の段階(患者さんやご家族さん)では、
医療の専門知識がないために、
的確な情報発信がされにくいということが解ったのです。

これが解れば、おのずといくつか対応策が出てきます。
例えば、
連絡があればひとまず看護師が見に行く、
家族さんに、「こんな徴候があるときは必ず連絡下さい」などと、
あらかじめお伝えしておく、
看護師の問診能力を向上させる、
などです。

報・連・相を医療スタッフ間のみの問題と捉えていた我々にとっては、
まさに未知の扉が開いた、
目から鱗が落ちた瞬間でした。

 

さて、一方の「報・連・相される側」のジョハリの窓です。
※クリックすると拡大します

houren_dr.JPGこちらは、
話しかけるタイミングがわからない、
機嫌が悪そうで話しかけづらい、
というところに、ほぼ集約されました。

私も自覚していましたし、
耳の痛い指摘ではありましたが、
ストレートにこのような意見を出してくれる診療所の皆さんが大好きです。
笑いの中で、ゲーム的に、
このような話ができる雰囲気をつくってくださったファシリテーターの渡部さんにも感謝です。

 

最後に、またグループに分かれて、今後のアクションプランを作成しました。

↓報・連・相する側(クリックすると拡大します)

actplan_ns.JPG↓報・連・相される側(クリックすると拡大します)

actplan_dr.JPG 

お互いに、気持ちよく仕事するためにはどうしたらよいかを考え、
具体的な行動計画にまで辿り着けました。

また、やりっぱなしではなく、
3ヶ月後に再び振り返りをしようということを決めて終了。

 

発言の匿名性を保つために部屋を別にしたり、
ファシリテーターが代表で全ての意見を書いたりしました。

アイスブレークとして行った「キャッチ」というゲームも、
なかなか好評のようでした。
途中休憩でアイスをほおばるなどの工夫もしました。

こうした「場づくり」のたまものとして、
ともすれば深刻になりがちな話題を、
笑顔の中で終えることができたと思います。

ピンクの往診車

2008年5月29日 21:50

奥野

個別ページ

コメント(3)

ついに来ました!
ピンクの往診車。
古くなった往診車を新車に更新しました。

 

pino_01.jpgいままでは、サビサビのアルトで往診を手伝ってくださっていた、
市民病院の金森院長もご満悦です。

ヒゲのおじさんがピンクの軽自動車…
奇妙でもありますが、妙に似合っていると思うのは私だけでしょうか。

pino_02.jpg私(奥野)も記念に一枚!

5/29 報・連・相ワークショップ開催します

2008年5月15日 14:19

奥野

個別ページ

5月29日 14:10-15:50

大曲診療所において、
報告・連絡・相談(いわゆるホウレンソウ)のワークショップを開催します。

詳しくはこちらの案内をご覧下さい ↓(クリックで拡大します)

080515_報・連・相WSビラ.gif
参加の申し込み・お問い合わせ

TEL:21-1186
Mail:oomagari@icv.ne.jp
大曲診療所 事務長 渡部まで

在宅療養支援診療所

2008年5月 8日 01:37

奥野

個別ページ

ただいま作成中

訪問看護ステーション

2008年5月 8日 01:36

奥野

個別ページ

ただいま作成中

プロアクティブ

2008年5月 6日 22:00

奥野

個別ページ

コメント(0)

トラブルが起きて後手で対応しているうちに、
またトラブルが起こって、いつも忙しく働いている…
後手に回ると、どうしても復旧するのに労力を要する。
忙しい割には仕事がはかどらない。
そんな経験ありませんか?

先日、書店の店頭でこんな本を見つけました。

要点としては、
常に先を読んでトラブルを未然に防ぐように先手で仕事をしていくと、
想定外の仕事を減らすことができて、
自分の時間をコントロールできるし、
生まれた時間のゆとりで常に先回りの好循環で仕事ができる…
というものでした。

先手の行動をプロアクティブ(proactive)、
後手の受け身の行動をリアクティブ(reactive)と言います。


我々の診療も当然のことながらプロアクティブにやることが重要です。
リアクティブになればなるほど重症化するからです。

体調の不安定な在宅療養中の患者さんがおられたら、
日中・平日のうちに連絡を入れて対処しておく。
往診先でも、今後起こりうる変化に対して、
あらかじめ対処法を指導しておく。

これだけで夜間・休日の緊急往診はかなり減らせます。
なにより、患者さんやご家族にとってよいことです。


先を読むためには、まずは知識と経験が必要です。
その上で、意識して先を考えて仕事をするという習慣、
リスクに気づいたのなら、後回しにせずに対処しておく習慣が大切だということを学びました。
投資額は1,500円。


私にとって、今年度の重要なテーマの一つはタイムマネジメントです。
優れたタイムマネジメントを実現するためにも、
診療所の診療の質を向上させるためにも、
「プロアクティブ」は重要なキーワードになりそうです。