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肺炎球菌ワクチンのすすめ (Text by 高橋)

2008年1月21日 17:58

奥野

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大曲診療所は、出雲市民病院家庭医療後期研修プログラムの教育診療所として、後期研修医の受け入れを行っています。

今回は、同プログラム後期研修医の高橋賢史先生から肺炎球菌ワクチンについてのコラム投稿を頂きました。


出雲市民病院の家庭医療科後期研修医の高橋賢史です.

肺炎と肺炎球菌ワクチンについての小話です.

冬場に入り,肺炎を発症される方が増えてきたように感じます.

肺炎による日本人の死亡数は第4位,2006年は10万7千人以上との報告です(参考:統計協会ホームページより計算 http://www.hws-kyokai.or.jp/16tokeipage-index.html).

単独疾患の死亡数としては最多ではないかと思います.ご高齢の方は肺炎が重症化しやすく,命にかかわるケースが少なくありません.肺炎は今でも非常に怖い病気です.


pneumonia.JPG

※青い楕円が肺炎球菌です.(顕微鏡写真)


 

「肺炎球菌ワクチン」は,肺炎球菌という肺炎の原因として多い細菌に対する予防接種です.
肺炎の原因もいろいろありますので絶対に肺炎にかからないという訳にはいきませんが,肺炎にかかったとしても重症化を防ぐ効果がある,インフルエンザワクチンと両方打っていることで更に効果があると言われています.

人により様々ですが一回の接種で効果は5年間以上続くと言われています.

残念ながら今の日本では一生涯のうち一回しか接種できませんので,接種時期は選ばないといけません.
65歳以上の方,肺,心臓,腎臓,肝臓,糖尿病など基礎疾患のある方は,ぜひワクチン接種をお勧めします.
脾臓を摘出されている方は特に接種が必要です.

併せて,自治体によっては公費補助がある所もあります.
残念ながら出雲市,島根県内では未だ公費補助は無いようです.
地域住民と医療者と行政が一緒に健康レベルを向上させる一環として,肺炎球菌ワクチンの公費助成を実現させたいですね.


Text by 高橋(出雲市民病院家庭医療後期研修医)




【肺炎球菌ワクチンについてのお問い合わせ】

当院では、肺炎球菌ワクチンの接種を行っております(要予約)。

費用は医療保険外の自由診療となります。

接種についてのお問い合わせは下記まで。

Tel:0853-21-1186
Mail:oomagari@icv.ne.jp

Text by 奥野(大曲診療所長)

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