こえがきこえる (Text by 藤原)
聴診は診療に欠かせない診察技術の一つである。
最近、その聴診で気になっていることが一つある。
上の先生方はみんな、聴診をしながら患者さんの話も聞こえているらしいのだ。
週一で来る病院の内科部長は聴診をしながら普通に患者さんと会話しておられるし、
所長も患者さんの話にちゃんと返事しておられる。
私は聴診をしているときは聴診器から聞こえる音に一生懸命で、
そのほかの音をあまり気にすることは出来ない。
患者さんが話したら、聴診器から聞こえる声(かなり大声)にびっくりしてしまう。
おそらく耳の問題ではなく、情報を処理する頭の問題なのだろう。
例えば運転。
免許取ったばかりの頃は運転に一生懸命だけど、
いつの間にか考え事したり同乗者と話したりしながら運転できるようになっている。
そんな感じなのかも。
いつか私も聴診しながら患者さんと話したり出来るのだろうか。
Text by藤原(出雲市民病院初期研修医)












藤原先生、いつも楽しいエッセイありがとうございます。
感性や視点に個性が光りますね。
今回の、聴診をしながら患者さんと会話ができるという現象の、本当の意味は、そう遠くない将来、きっと分かると思いますよ!
え!?教えてくれって?
それは企業秘密です(笑)
尼崎医療生協 本田診療所 高松典子です。
森敬良先生のご紹介で時々、おじゃまさせていただいています。
聴診器の話題に思わず笑ってしまいました。
そういえば、いつの頃からか私も話しながら
聴診しています。
もう慣れた患者さんなら、そのスタイルに順応
してくれていて、聴診中にもいろいろお話を
してくれています。何ポイント聴診するかも
あうんの呼吸になっていて、何も言わなくても
くるっと背中を向いてくれる方までいます。
しかし、ひとつだけ、アドバイスです。
初診の患者さんにこれをしたら、やぶ医者だと
思われる場合がありますので、初診の患者さん
の聴診は慎重に・・・。
失礼しました。
奥野所長、高松先生、コメントありがとうございます。
高松先生の地域診断の記事を民医連医療で見ました。
聴診は、まず自分の耳に自信が持てるように頑張ります。
こういう身体的なワザって、私はトライ&フィードバックで指導してもらうのが向いてるかなと自分では思います。